もう日本は無理かな
汚染わらが問題になっていますが、これ、多かれ少なかれあらゆる飼料が影響を受けているということなわけです。
そんな事は注意している人にとっては当たり前のことなのですが、ちょっと考えてみると、非常にマズイんじゃないかと。
飼料が汚染される→畜産物が汚染される→ここで分岐
食べれば即内部被曝→少しずつ体外へ排泄→生活排水が処理される→処理された先が汚染
食べずに焼却や埋設処理されれば、周囲が汚染→そこで育った飼料が・・・はじめに戻る。
このサイクルはあらゆる事柄、物に適用可能な負のスパイラル。
当初から考えてはいましたが、空気や土(腐葉土含む)だけじゃなく、そこに育つ農産物、畜産物、ゴミ、等々が絡んでくると、一体どんなことになるのか、ちょっと恐ろしい。
例えば生活排水は海へ流れたりすれば、少しずつ生活圏より離れていくような気もしますし、焼却灰などが適切に処理されればやはり生活圏より離れていく。
なんとかどこかで負のスパイラルを食い止め、溜めておく方法を国が示さないと、10年、20年後にはガンや不妊などの影響で日本の人口が減っていることは確定でしょう。
国の対応もそうですが、一般市民が余りにも無頓着で無防備で無知。
なんなんでしょうね。
確かに、見えないし、影響もよく分からないし、知識を得るには大変です。
でも、一般市民が行動を起こし、汚染の可能性があるものは買わない、使わない。
汚染されている場所に行かない、招かない。
これをやっていかなければ、行政は動きませんし、このままなし崩し的に自らの身体を蝕んでいくだけです。
先週も、数年前に泊まったことのある那須のとあるホテルから招待の手紙が来ました。
那須はね・・もう行楽地として行ける線量ではないです。
それは、公式でも個人測定でも結果はハッキリ出ています。
それなのに、来て下さいはないです。
農産物もそうですが、こういう業者の方々も、自らのプライドにかけて対応をして欲しいものです。
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コメント
もしかしたら現実から目をそむけている人が多いのかもしれないです。移住できるひとは今からでもしたほうがいいのでしょうね。
投稿: 桐生ママ | 2011/07/31 21:42
桐生ママさん、こんにちは。
現実から目を背ける、そういう人もいるかも知れませんね。
今回の問題を乗り切るには、かなりの時間と労力を割かなければなりませんから、そんなことしてられない、気にしていたら何も出来ない、ということもあるでしょう。
実際私も、自分の趣味ややりたいこと、本来やらなければならないことをかなり切り捨てています。
悲観的な記事を上げましたが、未来に繋がると信じて、自分の出来ることを出来る範囲でやっていくということは変わりません。
確かに移住出来る人はした方がいいでしょうね。
幸い、食べ物については日本はもともと自給率が低く、普通に海外産が買えますから、ここでもなんとかなるのですか^^;
あ、でも、降り注いだセシウムのうち約半分は半減期2年ですから、あと1年7,8ヶ月すれば、総量の四分の三にはなります。
そのあたりで線量や危険性は、多少減ると思われます。
投稿: tai | 2011/07/31 23:29