一年前の3月11日。
あの日から、全てが変わってしまいました。
日本の政府、企業、大人たちが本当に腐敗していたことを思い知りましたし、でも、そんな中まともな人達もいることを知りました。
それまでは、そんな違い、腐った構造があってもそれなりに生活を送ることができていましたが、何十年、何百年と続く放射能汚染が起こっては、物凄く重要なファクターになってきました。
いまだに食べて応援しよう、とか、基準値が下がって厳しい、とかほざいているところもあります。
汚染地域(ここもそうですが)の農家の人が、放射能の心配があるから子供たちに農作業を手伝わせないとか、家では子供たちに食べさせないとか言っているのに、作物を育てて出荷しています。
危ない物だと分かっていて、消費者へ届ける。
自分が仕事をして作った成果物が、ユーザーに危険を及ぼす可能性があり、自社ではこんなの使わないな~っと思うような物を納品する。
そんなの有り得ません。
大抵の場合、すぐに影響が出たり信用を失うわけですが、放射能の場合は影響が見えにくい。
影響が出るのは数年先、しかも影響が出るかは確率の問題ですから。
でも、一旦出荷されてしまえば、どこでどう使われるかは分かりません。
生鮮食品であれば、産地が明記されていることも多いので避けられますが、加工品はそうはいかない。
この部分は、西日本に住んでいても大差はありません。
ここ最近、少しずつですが、まともな報道も増えているようですし、食品を扱う企業の中には放射性物質に敏感なところもあります。
我々消費者としては、そういう企業の物を選ぶことで意思を表すということも重要です。
チェルノブイリ事故では、対応することに疲れておざなりになった結果、病人が増えていったとの報告もあります。
どうするのが正解なのか、今していることは理にかなっているのか、足りているのか、限られた時間の中で普段の生活も送らなければならない中、対応を続けるのはハッキリ言って疲れますが、未来を守るため、やらなくてはいけません。
世の中がそういう流れになってくれれば、ひとりひとりの苦労も減るのですがね・・・。
差し当っては食品などに注意を払うのが大切ですが、原発の状態にも注意を払わなくてはいけません。
とりあえず何とかなってますが(嘘かもですが)、ずっと綱渡りです。
特に4号機のプールにはMOX燃料が大量にありますから、あれが外界に露出してしまえば、日本は(東北、関東とかのレベルではなく)本当に終わりです。
へたすれば、北半球が終わるかもしれません。
そんなレベルの事が現在進行形なのに、この国はなんと暢気なのでしょうね・・。
そして、ここ最近震災関連の特集が目につきます。
決して忘れてはいけませんし目を逸らしてもいけないことなので、特集自体はいいことなのですが、無責任に一日も早く戻れるようとか、絆とか言っている番組には嫌気がさします。
本当に無知なのか、確認犯なのか、各方面からの圧力なのかは分かりませんが、汚染された物が出荷されれば汚染が広がりますし、汚染されたところに住めば健康が害されます。
原発によって被災した人への協力は、生産物を消費することでも、帰れますようにと祈ることでもありません。
現実を伝え、新たな場所での生活が送れるよう支援することです。
この国が、そういった方向へ舵を切る日は来るのでしょうか?
いま、あの時間になりました。
ようやく、ようやく一年です。
この先何年も、何十年も、それこそ100年以上、消えない汚染が続きます。
便利な生活を享受し、原発に何も疑問を持たなかった報いでもあります。
ですが、子供たちにまでその報いを背負わせるわけにはいかない。
起こってしまったことはどうにもなりませんが、人として正しく生きて行けるよう育て、守っていきたい。
そして、もしものことが起こっても、後悔の無いように人生を送って行こうと思います。
せめて、子供たちの未来には、このような事が起こらぬよう・・・。
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